トリス歯科の小児歯科
むし歯とは食べ物を食べると、その食べ物の中に含まれている糖分がお口の中で分解され酸というものがつくられ、その酸によって歯の表面が溶かされることです。
このように虫歯が作られます。
トリス歯科では
「子供のうちに予防処置をして虫歯になりにくい歯を作る」ことが大切だと考えています。
具体的には次のような予防処置を行っております。
フッ素塗布とシーラント
歯の表面にフッ素を塗布する事で、歯の質を強くし、虫歯になりにくくする処理です。
シーラントは奥歯の予防処置ですが、フッ素塗布は、歯全体の予防処置になります。
この2つの処置を行っていくことにより、虫歯の予防効果は高くなるのです。
<注意>
フッ素は予防処置ですので、この2つを行ったからといって、必ず虫歯にはならないというわけではありません。
ご家庭では、保護者のみなさんで仕上げ磨きを行い、食べたら磨く習慣をつけ、食生活の環境を改善していかれて下さい。
<所要時間>
1回 約00分〜00分で終わります。(※塗布する歯の本数によりお時間が変わります)
年に3回〜4回行うと効果的な予防ができます。(※虫歯になりやすい子の場合は月に1回)
クリーニング(PMTC)
ご家庭では磨ききれない歯の汚れを、歯科医院できれいに磨きあげます。
クリーニング専用の器具を使い、歯と歯の間の汚れや、歯ブラシでは取りきれない汚れ、奥歯のかみ合わせ部分の溝などを清掃し、虫歯予防をします。
<所要時間>
1回 約00分〜00分で終わります。
年に2回〜4回行うと効果的な予防ができます。
定期健診
どんなに上手に歯磨きができても、お父さんお母さんが仕上げ磨きをしてあげてもご家庭ですべての虫歯の原因を取り除くのは、なかなか難しいものです。
また、初期の段階の虫歯であれば治療も痛くなくすみます。
12歳くらいまでのお子様には、年に2〜4回程度の定期健診をお勧めしています。
小児歯科Q&A
- キシリトールのガムは子供に食べさせた方がよいのですか(効き目はありますか)?
- 予防にも効果があると言われています。
咬むことはとてもよいことですが、甘いものを(キシリトール、フッ素入りでないもの)を食べ続ける習慣にはならないように気を付けてください。 - 仕上げ磨きはいつまで(何才になるまで)やればよいのか?
- その子のテクニックにもよりますが、大体小学校・中学校くらいまで。v 高学年に第二大臼歯が生えてきますが、その時までには完全に自分で磨けるようにしてください。
- 歯磨きの時に暴れて磨かせてくれない場合、どうすればいいですか?
- 夜1回だけでも押さえて磨いてください。口を開けない場合は、ガーゼブロックを作ってください。
イヤがるのは当たり前です。(3才前の子)。
でも磨かないと治療することになり、かえって可愛そうなことになります。
3才からは、話をして、言い聞かせて、家庭で楽しく歯磨きをするように心掛けましょう! - フッ素はどのくらいの割合で塗った方がよいですか?
- 歯が萌出してから1〜2年はカリエスリスクが低い子で2〜3ヶ月に1度。
高い子で1ケ月に1度が目安です。 - 磨いているのにむし歯が出来るのはどうしてですか?
- 様々な原因が考えられます(歯の質やむし歯菌の数など)が、Dr.からみると、よく磨いているつもりでも磨き残しあることがほとんどです。
プラークも白なので、カラーテスターなどを使用すると、磨き残しがよく分かるのでよいと思います。 - どうして乳歯を治療しなければいけないのですか?
- ごく小さいカリエスならほとんど影響はありませんが、
神経にまで達するものであると、交換の時期が早くなったり、遅れたり、永久歯の生えてくる位置にまで影響を及ぼすことがあります。 - 下の永久前歯が乳歯のうら側から生えてきてしまった
- 正常です。エスカレーション交換と言います。スペースがあれば徐々に前に出てきます。
早くスムーズに前に出てくるためにも乳歯の抜歯をすすめます。